2016年8月22日月曜日

3DプリンターThing-O-MaticでBUILD TAKを試してみる

プラットフォーム(ベッド)への造形物の剥がれ対策専用のBUILD TAKというのがあるということはだいぶ前から存在は知ってはいたのですが、初期のアクリル板のプラットフォームに始まり、ヒートビルドプラットフォームを作ったり、カプトンテープの表面を紙やすりで荒したり、いろんなマスキングテープやら、スプレー糊、スティック糊、ヘアスプレー・・・等々を試した結果
 マスキングテープ+3Dケープ
で、なんとかなっていたのだけれども、25cm四方のものが手ごろな値段な上に、Thing-O-Maticのプラットフォームは12cm四方なので4枚取りすれば500~1000円の間ぐらい? コストを考えるとPLAはマスキングテープで十分カモだけど?


ABSの小物を印刷してみましたが、プラットフォームの推奨温度が60~80℃に対し様子見で低目の40℃にしたら張り付かず、80℃にしたら強目に張り付き、造形物が冷えてから軽く衝撃を与えて外さないといけないぐらいの食いつきで、樹脂との相性や造形物の大きさとの兼ね合いもあるので推奨温度の間で色々と試してみようかと?
今までかなり妥協していたABSの大物造形もうまくいきそうな気がする?

プラットフォームの設定温度目安のメモ
 ABS 60~80℃
 PLA 40~45℃


ま、マスキングテープ+3Dケープ でも食いつきは悪くはないのだけれども、張り付きをよくしようとプラットフォームの温度を上げていくと、今度は紙テープがプラットフォームから剥がれてくるので、Raftや各種温度設定の塩梅が難しく、ABSの大物の造形は難しかったし。

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